宇宙望遠鏡といえば、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)が有名ですね。
1990年に打ち上げられたこの宇宙望遠鏡は、その備えられた直径2.4mの主鏡により、地上からでは見ることのできない遥か彼方の宇宙の様子を克明に観測し、夢のような素晴らしい世界を我々に見せてくれました。
2009年までの間、スペースシャトルのミッションにより5度の大規模な修理を経て、今でも元気に稼働しています。
地上からの観測技術や機器の精度が向上したといえども、大気や天候の影響を受けない宇宙望遠鏡の存在価値は高く、1990年の基本技術によって今でも観測を続けており、NASAのウェブサイトにはハッブル宇宙望遠鏡が撮影した写真が日々の写真ギャラリーに多く掲載されています。
さて、老体に鞭打って稼働期間を延長し観測リクエストに応えていたハッブル宇宙望遠鏡ですが、このほどその後継機が打ち上げられ、稼働に向けて順調に準備を進めています。
ジェイムズ・ウエッブ宇宙望遠鏡は、2021年12月25日にギアナ宇宙センターから打ち上げられ、所定の軌道に到着したのち、直径6.5mの主鏡とサンシェード(日よけ)の展開を行いました。
この宇宙望遠鏡は、HSTのように地球の上空の静止軌道ではなく、地球から150万㎞離れた、太陽と地球のラグランジュポイント近くのハロー軌道に浮遊し、観測を行います。
この軌道を説明するのは少々手間がかかりますが、要は重力的に安定し、太陽光の影響を受けにくく、今まで以上に広範囲を安定した環境で観測できるということです。
主鏡の大きさも相まって、その能力はHSTの100倍ともいわれています。
工程は順調に進んでおり、早ければ2022年6月ごろには撮影された画像が公開される予定とのことです。
この望遠鏡により宇宙創成期である130億光年以上の天体も観測することが出来る可能性があるとか。
どのような世界を我々に見せてくれるのか、その稼働が楽しみです。
1990年に打ち上げられたこの宇宙望遠鏡は、その備えられた直径2.4mの主鏡により、地上からでは見ることのできない遥か彼方の宇宙の様子を克明に観測し、夢のような素晴らしい世界を我々に見せてくれました。
2009年までの間、スペースシャトルのミッションにより5度の大規模な修理を経て、今でも元気に稼働しています。
地上からの観測技術や機器の精度が向上したといえども、大気や天候の影響を受けない宇宙望遠鏡の存在価値は高く、1990年の基本技術によって今でも観測を続けており、NASAのウェブサイトにはハッブル宇宙望遠鏡が撮影した写真が日々の写真ギャラリーに多く掲載されています。
さて、老体に鞭打って稼働期間を延長し観測リクエストに応えていたハッブル宇宙望遠鏡ですが、このほどその後継機が打ち上げられ、稼働に向けて順調に準備を進めています。
ジェイムズ・ウエッブ宇宙望遠鏡は、2021年12月25日にギアナ宇宙センターから打ち上げられ、所定の軌道に到着したのち、直径6.5mの主鏡とサンシェード(日よけ)の展開を行いました。
この宇宙望遠鏡は、HSTのように地球の上空の静止軌道ではなく、地球から150万㎞離れた、太陽と地球のラグランジュポイント近くのハロー軌道に浮遊し、観測を行います。
この軌道を説明するのは少々手間がかかりますが、要は重力的に安定し、太陽光の影響を受けにくく、今まで以上に広範囲を安定した環境で観測できるということです。
主鏡の大きさも相まって、その能力はHSTの100倍ともいわれています。
工程は順調に進んでおり、早ければ2022年6月ごろには撮影された画像が公開される予定とのことです。
この望遠鏡により宇宙創成期である130億光年以上の天体も観測することが出来る可能性があるとか。
どのような世界を我々に見せてくれるのか、その稼働が楽しみです。
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