2010年公開。

まだ陰キャという言葉もない時代、退屈な高校生活を送っていた主人公コユキに突然訪れる革命。

ロックさえあれば世界が破壊できるかもしれないという限りなくアツく、根拠のない妄想。

妄想と現実の区別もつかないままラストシーンの奇跡のフェスまでを一気に駆け抜ける展開。

ステージ上で肩を組みあうメンバーたちを映し出しながらあの名曲が流れ出し、エンドロールとなります。


キャプチャ


仮面ライダー電王の佐藤健、浦島太郎の桐谷健太が演じるバンドマンの葛藤と突き抜ける情熱。

監督は20世紀少年3部作を公開したばかりの堤幸彦。
(思えばこの作品もあのロックの名曲が欠かせません)

マキシマムザホルモンも製作に携わり、一瞬だけ出演しています。


ハロルド作石の原作ではさらに長い展開が続きますが、映画ではその冒頭3分の1程度が簡潔にまとまったストーリーとなっています。


おススメです!

なぜこの映画、意外に知られてないんだろう・・・?




BECK 全34巻完結セット (KCデラックス)
ハロルド 作石
講談社
2010-01T


あの名曲その1


あの名曲その2