宇宙飛行士2名を乗せて現地時間5月30日午後3時22分、ケネディ宇宙センターより打ち上げられたアメリカ・スペースX社の宇宙船クルードラゴンが、無事にISSにドッキングを成功させました。

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2011年にスペースシャトルの運用を終了して以降、ISSへの行き来はロシアが運用するソユーズ宇宙船しか方法がありませんでしたが、アメリカとして独自の宇宙空間への有人飛行手段を再び獲得したことになります。


会社設立からわずか18年でこの偉業を成し遂げたスペースX社のスピード感も驚きですが、ロケットや宇宙船の再利用や徹底した軽量化などによりその運用コストは大幅に低減されており、ソユーズで必要とされていた7600万ドルに対して乗員一人当たり5500万ドル、搭乗員を増やすことでさらに効率化を図ることができると言います。


今回のクルードラゴンが無事に地球に帰還し、プロジェクトが運用ステージに進行すれば、次回の打ち上げには日本人の野口宇宙飛行士が搭乗を予定されています。

こうのとりの運用をすべて成功させたJAXAによるISSへの資材運搬もいまだに他国の追随を許さぬ能力を誇り、またZOZOの前澤社長も月行きの切符をすでに獲得したことで話題となりました。

日本人による宇宙というフロンティアへの挑戦を常に応援したいと思います。