中国の産業がコロナショックからだんだん再開してきた時期から、ちょこちょことマスク販売のあっせん話を聞くようになりました。

ところが、あっせん元は同業の物流業者だったり、あろうことか物流系の協会や業界団体だったり。

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この手の話の特徴として、在庫があるわけでなく注文を集めてから現地に発注するため3週間~1か月の納期が必要であることと、注文のロット数に下限が設けられていること。

そして、注文数に上限がないことと急きょ取り扱いを取りやめにすることも特徴のひとつですね。


医療用には該当しない、不織布2枚~3枚重ねのものをよく見かけますが、値段はと言えば50枚入り3000円~4500円/1箱を最低18個入カートン単位で、など。

ひと頃の悪質転売ヤーほどではないですが、安くはありません。


「転売品ではありません」などと銘打っていますが、特定の貿易会社の商売に公の協会や団体が後押ししているのもなにか不自然なような。

医療用でないマスクであれば誰でも輸入はできるわけですが、どうも正規の卸ルートを持たないにわかマスク輸入業者が増えているような気もします。


ゲスの勘繰りなのかもしれませんが、より必要とされているところに積極的に分配するほうがよいのでは・・・(;゚д゚)