企業活動の継続性と言えば、営業的、経営的観点から企業の継続的発展を目指す Going Concern という考え方や、突発的な緊急事態に対して財産の保全や中核的な事業の早期復旧・継続にそなえて体制を整えておくBCP : Business Continuity Plan などが挙げられます。


特にBCPについては、東日本大震災での都市部の企業不全を教訓に、中小企業であっても企業の社会的責任と従業員の安全、財産を保全するよう中小企業庁から奨励されています。




それはそうとして、実際に毎日会社で仕事をするうえで、現場目線で毎日の業務を円滑に継続するために大切なことは何でしょうか。



それは、いわゆるバックオフィスと呼ばれる部署、たとえば総務や人事、経理などの業務を理解し、無駄なやり取りを発生させないようお互いに配慮することだと思っています。



営業や業務のフロントラインにいる人と比べてあまり表に出ない印象がありますが、会社の毎日の活動を支える柱として重要な機能をたくさん持っています。


例えば請求書を出したり、業者に支払いをしたり、郵便物を出したり、受け取った郵便物を配布したり、資材を発注したりと、細々とした業務は数えられないくらいありますが、それを行っている人の価値はなかなか目に留まらないものです。


そのような人たちの社内での価値をきちんと認め、感謝の気持ちを持つことが毎日の自身の業務を円滑にまわす大切な心掛けだと考えるようにしています。


いかがなものでしょうか。chikaramochi