1杯500万円。


今朝水揚げされた今シーズンの松葉ガニの初セリでつけられた最高値です。

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重さ1.24㎏、最高品質のブランド「五輝星(いつきぼし)」のランクを冠した5杯の松葉ガニのうちこの値がつけられた1杯は、「セリで落札された最も高価なカニ」としてギネス記録に申請されるとのことです。

なお、現在のギネス記録も同じく一昨年に初セリで値が付いた松葉ガニで、その値段は200万円だったとか。



松葉ガニは本来、ズワイガニという一般名称であり、日本の各地で水揚げされるオスのズワイガニに各地のブランドとして、越前ガニ、シバヤマガニ、松葉ガニなどと呼ばれています。

また、命懸けの一攫千金で有名なベーリング海のカニ漁も、狙っているのはこのズワイガニになります。




なお、じつはマツバガニというカニは存在します。


ぼうずコンニャクさんのサイトによると、そこそこ大きくなるので食べられなくはないが、身が少なく歩留まりが非常に悪いうえ、全身が鋭いトゲで覆われているため扱いも難しく、市場価値があまりないとか。



それにしても、不景気デフレどこ吹く風。

今年の一番マグロでも景気の良いニュースを運んでくれた海産業界。

今年もあとわずか、元気よく過ごしていきたいものです。