キャプチャ


今日は8月15日。

暑い東京で、今年も全国戦没者追悼式が執り行われました。



戦争とは外交手段のひとつです。

国が国策として戦争という手段を選択し、まして今のように自由に意見も言えない時代にあって、その時代に生きた人たちに罪などあろうはずもありません。


戦争の意義や平和の意味を考えるのが難しい時代だと思います。

それでも、今日のような日には、自分で少しだけ昔のことと今のことを頭の中で考え、昔亡くなられた人に頭を下げ、いまの自分にいたる命のつながりに感謝すればまずは十分ではないでしょうか。

特にその行為に意味など持たせなくてもよいと思うのです。


難しい時代や環境のなかで、人のためになることはとても困難です。

映画「シンドラーのリスト」の主人公、オスカー・シンドラーが、解放されたユダヤ人から贈られた指輪には次のような言葉が刻まれていたとされています。

「一人の人間を救う者は、全世界を救う。(Wer einen Menschen rettet, rettet die Ganze Welt.)」


今日、もう一度この映画を見てみようと思います。