キャプチャ

米朝首脳会談の記事で最後に少し触れましたが、このようなツイッターアカウントがあります。

今回の板門店での歴史的な米朝首脳会談のほかに、過去にもシンガポールでの米朝首脳会談の実況ツイートをしたり、北朝鮮情勢にある程度精通していないと答えられないような質問にも即答したりして、ネット上で話題になっていました。


トランプ大統領をはじめ、安倍首相や韓国の文大統領など、国家元首の公式ツイッターアカウントは多く知られており、特にトランプ大統領などはツイッターによって自らの政策の方向性を世の中に共有するなど、政治の場にもSNSは重要なツールとなってきています。


しかし、いったいこのアカウントは本物なのでしょうか。


発言を見ていくと、取るに足らない日常的なことも多いですが、我々がテレビで見るようなイベントのまさにその場にいたかのような臨場感のあるツイートも時折見られます。

キャラ的に若干ゆるめ寄りの設定になっているため、あの恐れられた将軍様のイメージと比較すると馴染みやすい感じが全面に表現されています。


かつてJ-Castの記事で深く考察された際には、そのアカウントの遷移の調査結果によっておそらく「なりすまし」だろうとされていましたが、それにしても見事な臨場感。


今回の米朝首脳会談、金委員長は「ツイッターを見て驚いた」とコメントしています。

このアカウントも確かにトランプ大統領をフォローしており、微粒子レベルで「もしかすると」と夢を持たせてくれます。


写真なども実際の物を使用し、実名でアカウントを作成しているため、北朝鮮関係者の目に留まらぬはずはないのですが、それでも凍結されないこの現状。

筆者の印象では、なりすましにしても非常に深い北朝鮮への造詣と明晰な頭脳、狡猾とも言える切れ味と抜群のフォロワーとの距離感を持っています。

愛を感じますね。