成田空港が悲鳴を上げています。

エアライン上屋から代理店上屋、通関業者、トラック会社、国際物流に関わるすべての現場から毎日悲鳴が聞こえてきます。


お客様は自分の会社の商売が第一。
それはごく自然なことです。


しかし、関西空港のフライト再開のニュースを見て物流がすべて元に戻ったと勘違いをしている方がたくさんいるのも事実。


報道機関の方は、関西空港の貨物地区もまだ復旧半ば、そしてほかの空港では貨物の集中による物流の滞留が起き、異常事態が発生していることもどうか報道してください。


ANA CARGO
9月21日 成田空港に到着する弊社旅客便及び貨物便に搭載される日本国内向けの全て
の輸入貨物(Intact、Loose問わず)を取り扱い停止

IACT
9月19日 緊急貨物取り扱いサービスの停止
9月22日 成田空港における輸入貨物の早期お引き取りのお願い

JAL CARGO
9月16日 成田空港向け貨物ブッキングの受諾停止(非公式?)


いま中国では、国慶節を前に日本向け輸出の最後の駆け込み手配が行われている時期でもあります。
当社でも日本向けブッキングを一時停止してはどうかと打診してみましたが、一笑に付されました。

ここで受諾を拒否して信用を失ってはインパクトが大きすぎる、と。

しかし、日本に到着して遅延が発生しても、信用を失うことには変わりないのですが。


つらいですね。