航路によっては若干コンテナの入手も容易になってきており、運賃も緩やかな下落基調となってきました。それでも、アジアの一部ではまだまだコンテナの確保が難しく(タイ、ベトナム、インドネシアなど)、日本発の輸出もスペース状況が厳しいことには変わりありません。いっ ...
華北・華東航路でのチャージ上昇 2021年春
北米・アジア航路の市況が混乱するなか、比較的安定していた中国船社による華北・華東からの中日航路ですが、このたび相次いでCICとLSSの値上げがアナウンスされました。4月からの料率は、【LSS】連雲港と連雲港以北航路(青島、大連、新港など)JPY 4500 / JPY 9000 ⇒ JPY 7 ...
FFM1番艦「もがみ」進水
3月3日、長崎の三菱重工業長崎造船所で、海上自衛隊の新型護衛艦もがみ型の1番艦となる「もがみ」が進水式を迎えました。船体をコンパクト化して価格を抑え、省人化を実現したこの護衛艦は、フリゲート艦を示す”FF"と"Multipurpose(多用途)”を組み合わせたFFMという、海上 ...
入札
昨年後半から始まった海上運賃の高騰を受け、運賃の更新と入札を先送りにしていた荷主様方も、4月や5月の切り替えを目安にポチポチと入札を開始しています。毎年季節になるとエクセルのオバケとの果てなき戦いを繰り返すテンダーチームの人たちも、徐々に忙しくなってきたの ...
国土交通省からの協力要請
令和3年2月5日、国土交通省より次のような文書が配布されました。「新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う世界的な国際海上コンテナ輸送の需給逼迫への対応について(協力要請)」昨今問題となっている海上コンテナ輸送でのスペース、空コンテナ不足についてニュースなどで ...
ミャンマー情勢
2月1日未明、ミャンマーの首都ネピドーでは、最高指導者であるアウン・サン・スー・チー氏をはじめNLD(National League for Democracy : 国民民主連盟)の幹部たちがミャンマー国軍に拘束され、国軍最高司令官のミン・アウン・フライン将軍率いる国軍が政権を掌握しました。 ...
物流系Youtuber
SNSの普及により我々は様々な情報を容易に入手できるようになり、また情報発信をする人も多額の投資なく世界中に自らの知識や経験などを共有することができるようになりました。「うそはうそであると見抜ける人でないと難しい」と言われるネット上の情報ではありますが、発信 ...
ヨコヅナイワシ 駿河湾最深部のトップ・プレデター
2016年、JAMSTEC(海洋研究開発機構)の調査により、駿河湾の深海から全長1mを越える未知の魚が採集されました。それまでに発見されていたセキトリイワシと似ているものの、ヒレの配置や口の形状、そしてなによりその巨大な体はセキトリイワシと特徴を異にしていたため詳細な研 ...
核兵器禁止条約
2021年1月22日に「核兵器禁止条約」が発効しました。これは核兵器を法的に禁止する初めての国際条約であり、核兵器廃絶に向けた大きな礎になると言われています。 一方、この条約には、アメリカやロシア、中国などの核保有国やNATO加盟国、韓国や日本も参加しておらず、その ...
2021年運賃動向
昨年の後半から始まったコンテナ業界の混乱。2021年になっても運賃は上昇傾向を保ったまま、スペースやコンテナの確保が難しい状況は続いていますね。中国発を中心とする活発な荷動きは継続しており、遠洋直行航路が少なくなった日本発貨物のスペースは大口荷主(BCO)中心に2 ...