10月19日、千葉市内の倉庫で特定外来生物であるアカカミアリが発見されたとの報道がありました。

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アカカミアリは以前紹介したヒアリと同じく特定外来生物に指定されており、刺されると強い痛みや腫れを発症し、場合によってはアナフィラキシーショックを起こすと言われています。


今回の報道を見るとインドからの貨物に死骸が混入していたとありますが、アカカミアリの生息地は米国南部から中南米とあります。

どういった事情でインドに渡ったのかは謎ですね。


このような生物を発見した場合、市町村など自治体の環境局に通報することになっています。

もし生体が放置され繁殖、定着してしまうと現場の人に危険が及んだり、生態系に影響を与える恐れがあります。

実際、現場への立ち入り調査や消毒など業務に影響がでることを考えると、ほうきで掃いて終わりとしたいところですが、小さな見過ごしが大きな影響を及ぼすかもしれないと考えると、適切な対処を行いたいものです。