1980年代にリチャード・ファインマン博士がその誕生を予言し、かのGoogleが実用化に向けて研究していることを2014年に発表していた量子コンピュータ。


10月23日、Googleはその研究の結果として、量子コンピュータは従来のコンピュータ(古典コンピュータ)の能力を超越すると宣言しました。





そして、その研究課程の成果の一つとして、ランダム量子回路サンプリングというコンピュータのベンチマークテストを行った結果、現存する最速のスーパーコンピュータで1万年かかる計算を、なんと3分20秒で完了したことを発表しました。

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実に、15億7680万倍の速度です。


量子コンピュータの原理や今回の結果の信ぴょう性についてはいろいろなサイトで論じられているのでここではあまり触れません。(いくつかリンクを貼っておきます)


まだ汎用性のある装置ではなく、また限られた条件下での単純比較ですので、量子コンピュータが世の中に影響を与えることになるのはまだしばらく先のことでしょう。

しかし、このニュースが流れたとき、なんとビットコインが約10%下落したそうです。


インターネットによる情報通信が世の中の必須のインフラとなり、さらに仮想通貨取引のようなブロックチェーン技術を大前提とした経済活動がますます発展する世の中において、暗号化技術こそ安全・安心に暮らすための必須要素と言えます。

しかし、量子コンピュータが汎用性を持ち、実用化されるころ、暗号化通信が無力化してしまったとしたら、インターネット通信を基盤に持つ世の中が根本から崩れ落ちてしまうかもしれません。


陰謀論者にとっては面白いネタとも言えそうですが、それは大量破壊兵器による世界の破滅ともなりかねない気もするのです。

Googleの発表が満を持してのものだったとしたら・・・ゾゾゾ