キャプチャ



平成30年度の航空自衛隊によるスクランブル発進の回数は999回。
日常茶飯事とは言いたくありませんが、東西冷戦終結後、新たな様相を呈してきたこの極東情勢にあってこのスクランブル発進回数は増加傾向にあります。

このようなスクランブル活動において、きわめて重要な事案については統合幕僚監部より個別に報道発表がなされます。

令和元年7月23日 統合幕僚監部 中国機およびロシア機の東シナ海及び日本海における飛行について

 
本日の事案は、ロシア軍と中国軍の航空機が日本の防空識別圏に侵入し、さらに竹島上空の領空を侵犯したというもの。

JADIZ_and_CADIZ_and_KADIZ_in_East_China_Sea



これだけでは特に通常のスクランブル発進が行われるケースと大きな違いがないのですが、驚くべき点は、なんと本日、この竹島上空に侵入したロシア軍機に対して、韓国軍機が警告射撃を行ったということです。


この事案は本日の朝9時ごろに発生してから、お昼頃から夜にかけて当事国政府が抗議のコメントを発表したり、様々なメディアが徐々に報道しています。


筆者がこのニュースを目にしたにはちょうどお昼休みのことでしたが、その時に見たロイターのニュースがなんと、竹島がまるで韓国領土であるかのような報道の仕方をしています。





いや、日本の領土ですから。


中国とロシアの共同作戦も不気味ではありますが、それよりも、あまりに都合よく竹島上空で韓国軍が行動に参加できたものです。

韓国政府は、「韓国領空」を侵犯したロシアと中国に抗議していますが、どうも出来過ぎた茶番劇に見えて仕方ありません。


実効支配の既成事実化? 彼らの狙いはいったいなんなのでしょうか・・・・


キャプチャ2


か「独島はうちのものです」
ろ「じゃあ、ちょっと近く飛んでみるからスクランブルしてみれば?」
か「わかりました。じゃあ、ちょっとだけ撃つ真似しますね」
ろ「ぜったい当てるなよ」

中「・・・ニヤリ」


まさかね。