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Secretariat: JAXA

「完璧すぎるくらい完璧」


JAXA宇宙科学研究所、久保田孝研究総主幹の言葉です。


本日、7月11日の午前10時過ぎ、かつてインパクタ運用により小惑星リュウグウの表面に人口クレーターを造ることに成功していたはやぶさ2は、その内部組成がむき出しになったリュウグウに2度目のタッチダウンを成功させました。



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Secretariat: JAXA


上空離脱後のテレメトリーデータ分析の結果から、10:51、津田プロジェクトマネージャーから公式にタッチダウンとサンプラーホーンによる小惑星表面物質の回収の成功が宣言され、日本の惑星探査が世界の中で大きくリードした瞬間を迎えました。


久保田総主幹は、先の言葉に続けて、
「完璧すぎて訓練のようだった」
と述べています。

これは、このプロジェクトにかかわるありとあらゆる人たちが、綿密な準備とシミュレーションをこなした証拠であり、まさに
「練習は本番のように、本番は練習のように」
という言葉を体現しています。


練習と本番、訓練と実践、我々が学ぶべき教訓がそこにはたくさんあり、そして栄誉は努力を怠らなかった者にのみ与えられることを感じた瞬間でした。

これからはやぶさ2は、ミネルバ2の分離ミッションを経て、12月ごろに地球に向けて帰路につきます。
長い旅のまだ折り返し地点ではありますが、皆さんの努力により無事に帰還することを信じています。



ちょうど着陸態勢に入ったころ私はスマホのツイッターから目を離せず、はやぶさ2が上昇に転じたツイートに対して「いいね」第1号だったことは地味にうれしい思い出になりそうです。


2019-07-10