半導体などの原材料 韓国への輸出規制強化

 
終始にこやかな笑顔を振りまき、半島情勢に大きな一石を投じた会談実現にも一役買った文在寅大統領と韓国でしたが、一晩明けて一変、驚きのニュースです。


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内容は、韓国向け輸出規制強化を検討し、特に

フッ化水素
フッ化ポリイミド
レジスト

の3品目について輸出規制を実施するというもの。

この3品目は半導体製造に必要な物質であり、なおかつ日本の製造シェアが世界の70%~90%を占めるという特異なアイテムでもあります。


さらに経済産業省は、韓国をホワイト国から除外することを検討しているとのこと。
輸出貿易管理上、ホワイト国の認定国家は現在27か国ありますが、一度ホワイト国に列せられた国が除名されるのは今までに前例のないことです。


輸出貿易管理・ホワイト国についてはコチラもご覧ください。


徴用工問題やレーダー波照射など、ここのところ波風が立つ両国間の関係ではありますが、この日本政府の措置として着眼すべきは、歴史的な問題に対する政治的な報復を行っているのではなく、韓国を安全保障上の懸念がある貿易相手国としてとらえている部分です。


言ってしまえば現在のところ、アジアでのホワイト国は韓国だけで、中国や台湾、香港、タイなどに対しても同じ輸出貿易管理は敷かれているわけですが、除外という意味が安全保障にあまり暗い影を落としませんよう。