中国は10月1日の国慶節を迎え、冬の春節と並ぶ秋の大型連休に入りました。


これを機会に、というわけではないのでしょうが、関西空港での輸出貨物取り扱いがさらに回復しつつあります。
関西空港貨物地区のなかでも浸水の被害が大きかったとされるSPJさん、フライト再開は早かったものの機材繰りや設備が限定的で苦しい中での貨物受諾を続けていたJLさん、そしてやはり浸水被害が大きく、OKA便を代表とするフレーターサービスの再開が待ち望まれていたNHさん。

貨物受諾を再開するエアラインさんや、限定的な貨物受諾のみだった状態からフレーターの取り扱いを再開する上屋さんなど、非常に喜ばしい限りです。
また、生鮮品や燻蒸品などの受諾も徐々に再開しつつあり、これによって成田空港をはじめとするほかの空港の混雑状況もだんだん改善方向に向かえばと思っています。

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いろいろな状況が取り巻く中、「10月9日から再開」といったコメントをしばしば目にします。
これはやはり中国国慶節の合間に体制を整えようとする物流業界の大きなトレンドと言えます。


国慶節とは中国の祝日の一つで、1949年10月1日に天安門広場で毛沢東によって中華人民共和国の設立が宣言されたことにちなんでいます。

基本的には10月1日~3日が祝日となり、毎年のカレンダーに応じて前後いずれかの週末と連結するかたちで約7日間の連休となります。

家族と過ごすことが伝統とされている春節と比較して、旅行者に出かける人が多いのも国慶節の特徴の一つとされています。



中国の大型連休も残り半ば、たまった仕事を片付ける通関業者さんや上屋さん、もしかするとほんの一息深呼吸する余裕ができたグラハンさん、思いはそれぞれでしょうが、何とか年末の繁忙期を前に体制を整え、事故のないように業務に当たりたいものです。

強烈な暴言で貨物の催促をしてくるお客さんも、きっとその先のお客さんに同じことを言われているに違いありません。
毎日が殺伐とした中、運よく配送手配がうまくいったときや、お客さんに事情を理解してもらえ、優しい言葉をかけてもらえたときなど、本当に救われる気持ちになります。

物流業界は、24時間365日、自分たちの知っている誰かがどこかで必ず働いています。
物流とは、世の中を支え、我々の大切な人たちを支える必要不可欠なインフラの一つであることは間違いありません。